豪州でドローンの実験的運用がブームに NokiaやGoogleなど大手企業が続々と参入

世界有数のワイン産地として知られる、オーストラリア・ニューサウスウェールズのハンター地域では、ドローン技術が多方面で大いに活用されているようです。

例えば、雑草駆除やインフラ点検が例として挙げられます。レイク・マッコーリー市では最近、人間が立ち入るには危険な崖付近の雑草駆除や土壌調査、鉄道線路の点検のためにドローンが利用されています。

アリス・ハウ博士は、ドローンは人間が作業しづらい区域で作業を行う最も便利な方法の1つとして役立ち、農業分野では正確性も非常に高いと語っています。

ハウ博士によると、ドローンを低高度かつ時速20キロ以下で飛行させることにより、プロペラの空気圧も手伝って、非常に効率的な除草剤散布が可能になるとのことです。

これにより、人間では中々立ち寄れない海沿いの崖の雑草も正確かつ安全かつ効率的に処理可能になります。

ハウ博士は続けて「空中散布は地上散布よりも速く、対象区域の雑草を駆除することができます。また、本来の植物種に与える影響も最小限に抑えながらの駆除ができるようになります」とドローン散布の利点について説明しました。

現在オーストラリアではNokiaが農業や治安維持のためのドローン管理システムをアデレード大学と協力してテストしている他、Alphabet社もドローンによる食料配送をテストするなど、実験的なドローン運用が数多く行われています。

オーストラリアのドローン企業であるAirsight Australiaは、ドローンによる線路状態の点検や医療機器の配送をテストしています。アシュリー・コックスCOOは「ドローンを使用して線路の保守点検を行うことで、事故リスクを減らし、コストも非常に低く抑えられる。また、鉄道の運行を止めずに調査を行うことも可能になる」とドローンによる線路点検の利点を語っています。

現在行われている試験の成果が、今後数年で世界中に広まっていけば、さらなるドローンの有効活用法が生まれてくるかもしれません。

(画像引用:http://www.thedrive.com)

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