Amazonが取得した、宅配ドローンを守るための特許とは?

ドローンを使って商品を配送するサービスが次々と計画、実用化されていますが、その際に避けて通れないのがラストマイルの問題です。

ラストマイルの問題とは、ドローンを利用すれば迅速に目的地に向かえるけれども、そこからユーザーの手に渡るまでに、ペットや子供、悪意ある人の干渉が及ばないようにするにはどのように対策していくかについての問題のことです。

Amazonもこの問題に取り組む団体の1つです。Amazonはこの度、2016年に申請した「ドローンへの敵対的行動の回避」に関する特許を正式に取得しました。この特許では「ハートビート(心拍)」信号を使ってドローンの危機管理を行います。

本質的にこの特許は、きわめて単純なコミュニケーションテンプレートです。本部からドローンに向けて数秒ごとに信号が送られ、ドローンは正常に動作している場合、信号を本部へ返します。ドローンに何らかのアクシデントが発生した場合、ドローンからの信号の返しが途絶えます。

信号が停止すると、ドローンは自動的に保護モードに入り、本部との再接続を図ります。そのほか、攻撃をやめるよう警報音を発したり、運ぶパッケージを守る行動を行います。

当然のことながら、ハッカーがコードを理解してプログラムを開発することで、Amazonに偽の信号を送るようになることは想像に難くありません。

ただ、現状では、Amazonのセキュリティは打ち破られておらず、Amazon自身もその向上のために大きな投資を続けています。

Amazonはこれまでもドローン関連の特許を複数取得しています。それはセキュリティ関連だったり、エンターテインメント要素の強いものであったり、実用的な物流に関するものだったりと様々です。

多くの企業が、数年前にはほとんど現実的ではなかったようなドローン技術に取り組んでいます。Amazonがその中で積極的な開発を続けることで、全体の注目度を押し上げる役割を果たしているのも確かでしょう。

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