1フライトから適用できるドローン保険、運営会社が300万ドル調達

ロンドンに拠点を置くスタートアップ企業のFlockは、オンデマンドドローン保険サービスの継続と拡大、改良のために300万ドルを調達したようです。

Flockは保険見積もりを提供するためにリアルタイムデータを使用する点で、ドローン保険業界でもユニークな存在です。ドイツの大手保険会社Allianzとの提携により、Flockは飛行時間1時間からの短時間の飛行に関しても、アプリを通じて保険を提供しています。

このアプリでは、地域の気象統計情報と人口情報を組み合わせ、空港など重要なインフラが周辺にある環境なども考慮して、それぞれの飛行への正確なリスクアセスメントを提供します。

Flockのエド・レオン・クリンガーCEOは「我々はドローンの飛行リスクが予測不可能で複雑で、特に保険会社にはあまり理解されていないという問題を解決している」と自信を覗かせました。

通常の保険の場合、ちょっと気軽にドローンを飛ばしたいようなシチュエーションでは保険料が高すぎます。しかしFlockでは、保険料はリスクに依存するため、ユーザーにとっての費用対効果が非常に高くなっています。クリンガー氏によると最も低い保険料は「朝のコーヒー代よりも安い!」とのことです。

2018年に英国でリリースされたこのアプリは、現在約1,000人のドローンパイロットによって契約されています。今後同様のドローン保険が複数出現すれば、Flockの立場は簡単に奪われうることはクリンガー氏も把握しており、日々対策を練っているようです。

クリンガー氏は続けて「大手保険会社がドローン保険に参入してくれば、我々よりもずっと大きな資金と歴史を持った彼らのほうに分があるようにも思える。しかし、我々にあって彼らにないのは、リアルタイムでのデータだ。これがなければ、リスクの高い顧客と低リスクの顧客やフライトを区別することはできないため、すべてのユーザーに同じ料金を請求するようになってしまう」とFlockの強みについて語っています。

世界中で自立型の乗り物やロボットなどが増えていくにしたがって、これまで想像しなかったような新しいリスクが出現するようになっています。Flockではそのリスクを特定、定量化、保証するため、最先端のデータサイエンスを用いているとのことですが、まだ始まったばかりです。

ただ、Flockの取り組みは、保険会社と最新のテクノロジーの間のギャップを埋め、自律型社会の未来のためにビッグ・データを保険に使用する先駆的なものです。

(画像引用:thedrive.com)

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