DJI、農業ドローンの基準づくりでダウ・デュポンと協力

商用ドローンで圧倒的な世界シェアを誇るドローンメーカーDJIは、米国の大手総合化学メーカー、ダウ・デュポンと農業用ドローンに関する統一基準を設定するために提携を結んだことを発表しました。

ダウデュポンは2017年8月にダウ・ケミカル、デュポンの両世界的化学メーカーの合併により誕生した、世界最大の化学メーカーです。

この提携は、5月11日に中国・南京で行われたメディアイベントにおいて発表されました。異なる農作物に使用できる農薬の量と種類、気象条件や高度に応じて農薬を使用できるかどうかなど、業界の基準となルールが設定されています。

中国の農業用ドローン市場の急速な成長が、この提携を実現しました。この背景には、今後農業、特に農薬の散布にドローンがますます応用されていく場合、統一基準の欠如がさらなる発展の妨げになるというDJIの危惧が背景にあります。

2006年に設立されたDJIは、一般消費者向けのドローンを中心に、メディアやエンターテインメント業界での商用アプリケーションにも進出し、急速な成長を続けてきました。

同社は2015年に農業用ドローン市場に進出し、2018年現在中国市場のシェアの7割を占めています。2018年4月にも、同社はスイスの総合アグリビジネス企業シンジェンタと契約を結び、ドローンによる農薬散布に対する監修を受けています。

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