映画用ドローン空撮大手がゴールドコーストにオフィス開設

ドローン映画撮影のリーディングカンパニー、XM2がオーストラリアのゴールドコーストに新オフィスを開設しました。XM2は、レッドエピックと呼ばれる超高解像度の映画用撮影機材と、ドローンを融合させた技術などで知られています。

XM2は自社製のドローンを設計開発しており、アメリカのロサンゼルスと韓国のソウルに、すでに事務所を所有しています。XM2が撮影した有名な映画の中には、以下のようなものがあります。

・パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊
・マイティ・ソー バトルロイヤル
・ライオン 25年目のただいま
・Red Dog(原題)
・The Dressmaker(原題)
・アクアマン(2018年12月公開)
・パシフィック・リム:アップライジング

XM2はその他にも、イギリスの自然主義者デイビッド・アッテンボロー氏とコラボレーションし、グレートバリアリーフを撮影も行いました。また、ネイバーズ、Upper Middle Bogan(原題)、ウェントワース女子刑務所、House Husbands(原題)などのテレビドラマの撮影に関わっています。

XM2の創設者であり、撮影監督でもあるスティーブン・オー氏は、自らドローンパイロットを務めています。

彼は今回、XM2がオーストラリアのオフィスとしてゴールドコーストを選んだ理由に言及し、「ゴールドコーストはオーストラリア映画業界の中心地であり、すでに多くの映画をゴールドコーストで制作してきた。オフィスをこの場所に置くことで、映画制作がよりスムーズになるだろう」と語っています。

オー氏によると、XM2が使用している最先端のドローン「XM2 Sierra」には、65mm大型センサーと200-400mmレンズを搭載した、Alexa 65というカメラが積まれ、6Kでの空撮が可能です。

これまで、撮影にはクレーンやヘリコプターを利用する必要がありましたが、ドローンを使うことで、大幅に労力とコストを削減できます。

「従来の方法だと、セットを再構成するために1時間以上かかることもあり、莫大な費用がかかるが、ドローンなら数分でその作業ができてしまう」と、オー氏は述べています。

新しいXM2のオフィスがあるのは、ゴールドコーストのビレッジ・ロードショー・スタジオという場所です。南半球最大の映画撮影スタジオを有しており、これまでに数々の有名な映画が、ここで制作されました。

ビレッジ・ロードショー・スタジオの代表、リン・ベンジー氏は、今回のXM2オフィス開設について、「革新的な技術を持った企業と協力できるのは素晴らしいことだ」と述べました。

映画撮影にドローン技術を用いることで、コストや時間の削減だけでなく、クオリティの向上も期待できるというのは、素晴らしいメリットです。

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