水中ドローン「パワードルフィン」発表

2018年1月9日〜12日まで、米国ラスベガスで開催された世界最大の家電見本市CESで、4K撮影対応の水中ドローンが発表されました。

「パワードルフィン」という名前が付けられたこの水中ドローンは、パワービジョンという中国北京に本社を置く企業が開発した製品です。

パワードルフィンは、水面を水上バイクのように走れるだけでなく、潜水もできます。サーフィンやフィッシングへの活用や、水難事故の救命用などに利用できるのです。

パワービジョンは、アメリカと日本にも支社を構えています。パワービジョンジャパンは、2017年4月に設立された、東京都多摩市に事務所を置く、資本金1億円の企業で、Wang Jiayao(ワン・ジャーヤオ)氏を代表とするスタートアップです。

この水中ドローン、パワードルフィンのスペックは以下のようになっています。

1、カメラ
搭載されているカメラのフレームレートは30fpsで、1080pの高解像度で撮影できます。特筆すべきなのはカメラアングルで、デュアルジョイントのアームにより、上下最大215度の視野範囲を撮影できます。

2、スピード
3つのモードを選択できます。ロースピードモードは毎秒2マイル、ミドルスピードモードは毎秒3マイル、ハイスピードモードは毎秒5マイルです。後方に搭載されている2つのスクリューによって安定的な推進力が得られます。

3、牽引用フック
パワードルフィンの後方には、遠隔で操作可能なフックが付けられているので、溺れかかっている人のところに救命用の浮き輪を持っていくことが可能です。

4、アタッチメント
アタッチメントを使用し、フィッシングに活用できます。釣りエサを入れたアタッチメントと釣り針を本体に取り付け、魚のいる場所にエサを投下し、水中で魚を捕まえられます。同時に、カメラを使用して、水中で起こっているフィッシングの全てのプロセスを4K映像に残すことも可能です。

5、ソナーおよびGPS機能
ソナーを利用して、海底の状況をマッピングできます。約40メートル離れた場所から魚を検知し、捕獲できます。1.6キロの範囲で自動帰還でき、暗い水中では、ヘッドライトを使用できます。

パワービジョンのCEOは、このドローンによって、趣味の範囲でも水中や海底の探索ができると考えており、一般のドローン愛好家にも高く評価されるだろうと述べています。

価格は749ドルとなっていますが、優れた機能性を考えると、コストパフォーマンスが高いドローンと言えます。

画像引用:http://www.thedrive.com/

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