Texas Instrument社のレーダ式ドローンにより、ドローン法規制撤廃の可能性も

現在、ドローン(無人航空機)を企業が利用する利便性を上げるために、天気予報・商品配達・3Dマッピングなどの多様なアプリケーションが用意され始めています。

その一方、ドローン業界は「事故を引き起こさない安全な飛行」と「低価格化」というふたつの大きな課題に直面しており、米国連邦航空局(FAA)は、企業が業務でドローンを飛行させる場合のルールを設けています。

具体的には、人間が目視可能な範囲で飛行させ、人や走行する車の上を飛行させないことを定めたUAS(無人航空機システム)規則の遵守を求めています。

また、日本においては、国土交通省が定めた改正航空法に基づいたドローン利用規則が定められています。

ドローンが事故を引き起こさないためのドローン衝突回避システムは、ビジョン式・超音波式・赤外線またはレーザ式に分類されていましたが、近年ドローン業界は「レーダアプリケーションを利用したレーダ式」に注目しています。

そのような流れの中、Texas Instrument社は「76-81 GHzミリ波レーダ」を開発しました。このレーダを利用すれば、従来、軍用アプリケーションとして利用されていたレーダ技術をドローンに「小型チップ」として組み込むことができます。

以前のビジョン式や超音波式のドローン衝突回避システムでは、天候、光条件、感知領域に限界があり、改善点が多い傾向にありました。その点、レーダ式のドローン衝突回避システムを導入することで、今まで以上に安全に飛行することが可能になります。

現行で施行されている法規制も、レーダ式を搭載することで安全性が確立され、いくつかの項目が不要になる可能性が生まれるかもしれません。

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