<オーストラリア>ドローンとプライバシー

オーストラリア民間航空安全当局(CASA)が不正なドローン使用に関するオンライン報告フォームを設けたところ、毎週少なくとも1件以上のペースで苦情が増加していることがわかりました。

CASAは「まだ体制が整っていないため、前年と比較することはできないが」と前置きしつつも、今年すでに、ドローン使用に関して12件の罰金例が出ていることについても述べています。

他の多くの国や地域と同様に、オーストラリアにおいてもドローンの操縦者には様々な制約が課されています。オーストラリアの場合、夜間や霧の中での飛行や、他の人から30メートル以内への接近、当局が定めた人口の多いエリア、地上120m以上の高空、飛行場から5.5km圏内での飛行は許可されません。

CASAのスポークスマンは、「ドローン利用のルールに違反して罰金を科せられた場合、罰金は数百ドルから10,000ドル以上に及ぶ可能性がある」とも述べています。

また、キャンベラ(Canberra)郊外のゴードン(Gordon)では、住宅街周辺を毎晩のように飛び回るドローンの存在が人々のプライバシーを脅かしているとみなされ、住民は自発的な防御を強いられています。

こういった事態を受け、オーストラリア プライバシー保護財団の副議長であるRoger Clarke氏は「ここ数年でドローンに関する技術が改良され、また関連情報へのアクセスがしやすくなるにつれ、ドローン利用に関する懸念は増加している」と警鐘を鳴らしています。

ドローンは高度な監視能力を持っているため、不適切に用いられることを避けるためにも、より実効性の高い利用ルールが整備されることはいずれの国でも急務となっているようです。

 

本記事はリンク先の記事を参考に作成されました 参考:http://www.canberratimes.com.au/act-news/highly-intrusive-drone-complaints-on-the-rise-in-canberra-20170818-gxyzwh.html』

COLUMN

世界のドローン界を席巻!中国のドローン事情

COLUMN

韓国ドローン事情 ムン・ジェイン政権下ではどうなる?

COLUMN

韓国のドローン市場、中国が9割以上を占める

COLUMN

アメリカのドローン事情とは?

COLUMN

熱々のメキシコ料理もドローンで配送 豪で試験的に実施

COLUMN

世界中が注目するドローン研究者、ラファエロ・ダンドレア氏とは?

COLUMN

スイスでドローンの実用化が進むその理由とは?

COLUMN

メルセデスベンツがドローン併用の配送サービス スイス

© DRONE NEWS