固定翼のドローンって?その強みと日本で話題にならない理由


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多くの方がドローンと聞いて想像するのは、回転翼のマルチコプター型ドローンだろう。しかし少数ながら飛行機のような固定翼のドローンも存在している。

たとえば、フランスParrot社のDiscoは、発泡ポリプロピレンとカーボンチューブでできたわずか750gの固定翼型のドローンである(下記画像参照)。

最大速度80km/h、45分と長めの飛行時間、カメラ搭載で空撮にはもってこいの機体だ。
しかしこれが日本では全然話題にならない。

というのも、固定翼型のドローンは離発着に広いゾーンが必要であり、その点でまず日本の風土に合わない。高価格で操作にも癖があるため、選択肢にはあがりにくい。

回転翼ドローンのコストの低さと離発着に狭いゾーンで済むというアドバンテージが、特に日本では強すぎるのである。

しかし、固定翼ドローンは回転翼ドローンと比べて頑丈であるし、積載重量も多いという強みがある。産業用としてはむしろ積極的に活用していきたい機体だ。

福岡市の物資輸送の実証実験では、固定翼ドローンが使われるという報があった(「固定翼ドローンで医薬品など輸送 福岡で実証実験決定」)。この実証実験を通じて、固定翼ドローン課題が明るみになれば、さらなる技術進歩が期待できるだろう。

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