ルーレットテーブルのテクノロジー – ルーレットテーブルの仕組み

一見すると、ルーレットというゲームには洗練も複雑さもなく、興味すら惹かれないかもしれません。基本的には、椅子に座って玉が跳ね回るのを眺めるだけです。

 

しかし実際のところは全く違います!熟練のプロにルーレットのことを尋ねてみれば、カジノに勝ち、システムを出し抜くための様々な戦略やテクニックについて何時間も語ってくれるでしょう。 

 

そう、ルーレットには見た目以上に様々な要素があるのです。本記事では、そんなルーレットの実態に迫ってみたいと思います。

 

ヨーロッパとアメリカの違い

アメリカでは、ルーレットにはあまり人が集まりません(ジェームズ・ボンドが主人公の映画「007」シリーズでのカジノ場面はさておき)。ルーレットと言えば、アメリカではなくヨーロッパなのです。

 

両者の違いは、ヨーロッパのルーレットは0~36までの数字で構成されているのに対し、アメリカではそこに00が追加されている点にあります。 

 

ルーレットの機器

ルーレットはフェルト素材でカバーされた独特な長方形のテーブルで行われ、片側にはホイールが設置されています。フェルトでカバーされた空間は、3x12列で区切られています。この長方形のグリッドは、いわゆる「インサイドベット」に使用されます。また「アウトサイドベット」という賭け方もあり、数字の外側のエリアが使用されます。ホイールは38個のスロット(1~36、0、00)で区切られており、それぞれに数字が描かれています。

 

ルーレットのルール

最も興味深いルールの1つはゲーム自体に関するものではなく、テーブルの周りに設置された椅子にあります。ルールには、ゲームに参加するプレイヤーのみが椅子に座ることができると書かれているのです。つまり、参加プレイヤーが1人だけだったとしても、ゲームに参加しない人は席を空けるようにディーラーから注意を受けることになります。

プレイヤーにはディーラーが玉を投げ入れる前にベットする時間が与えられ、玉がホイールを回っている間もベットすることができます。しかし、ベットできるのは玉がホイールの上部を回っている時だけです。玉が落下を始めたらディーラーが「ベット終了」の合図を出します。

 

ベッティングのヒント – インサイドベットとアウトサイトベット

どちらを選択するかによって配当が変わってくるので、その内容を把握しておくことが重要です。

 

インサイドベット

インサイドベットでは個別の数字にベットします。最もリスクが高く、その分配当も大きいベットです。また、2つの数字に同時に賭ける「スプリット」、3つの数字に賭ける「ストリート」、4つの数字の交点にチップを置く「コーナー」といったベット方法があります。

 

アウトサイドベット

アウトサイドベットは基本的に配当が低いものの、勝率の高いベット方法です。アウトサイドベットでは、色(赤または黒)、奇数または偶数、1~18または19~36にベットすることができます。

 

まとめ

ご紹介してきたように、様々なベット方法があるのでどれを選んでも構いませんが、それぞれの戦略を研究し、最も大きく儲けられる可能性があるものを選びましょう。